ごあいさつ

ふくしま市町村支援機構の運営につきましては、日ごろから格別のご高配をいただき、厚く御礼申し上げます。

私たちに未曾有の被害をもたらし、数多くの苦痛と困難を惹き起した東日本大震災と原子力発電所事故の発生から早くも6年の月日が経過いたしました。

長いとも短いとも感じるこの6年の間に、我々県民は、それぞれの場所で、それぞれの立場で、元の暮らしを、元の町並みを、そして元の福島県を取り戻そうと、懸命に努力を重ね、果敢に挑戦を繰り返してまいりました。
その結果、交通インフラの整備や、帰還に向けた拠点施設の整備など、多くの分野での取組みに着実な進展が見られたところであります。
そして、本県の復興・創生の中で、支援機構も一定の役割を担いその使命を果たし、なにがしかの成果を上げることができたものと考えております。

しかしながら、いまなお約8万人の方々が避難生活を余儀なくされ、また農作物等を巡る風評被害など解決すべき課題も多く、復興への道のりは「いまだ半ば」と言わなければなりません。
この年度末から年度初めにかけて、いくつかの町村の一部で避難指示が解除されました。
本県はいま、復興と創生をできる限り加速することが求められています。

また、いつ襲ってくるか知れない災害に備えるとともに、喫緊の課題である社会資本の老朽化対策にも取り組んでいかなければなりません。
このようにさまざまな課題が山積する中で、支援機構は、職員が一丸となり、不断の研鑽を重ねて能力の向上を図り、良質な社会資本の整備に貢献し、いままさに求められる要請に応えてまいる決意であります。

今後とも、安心・安全な県土づくりに全力を傾けるとともに、皆様から信頼される組織づくりを進めてまいります。引き続き、御支援と御協力を賜りますとともに、支援機構を大いに御活用いただきますようお願い申し上げます。


              一般財団法人 ふくしま市町村支援機構
                      理事長  遠藤 雄幸