ごあいさつ

 
ふくしま市町村支援機構の運営につきましては、日頃から格別の御高配をいただき、厚く御礼申し上げます。

 東日本大震災と原子力発電所事故の発生から8年目に入りました。この間、各地で様々な復旧・復興事業が進められ、その中で微力ではありますが、当機構も一定の役割を果たせたものと自負しているところであります。

 国の復興・創生期間も今年で3年目を迎え、イノベーション・コースト構想の推進を始め、新たな「ふくしま」をつくる取組みが着々と進められております。
 一方で、原発事故の被災市町村においては、帰還困難区域の解除がままならず、また避難指示が解除された地域においても若い世代の帰還が進まないなど、課題が山積している状況です。
 当機構といたしましても、引き続き被災地域の思いに寄り添いながら、復興・再生を全力で支援してまいります。

 さて、全国的に人口減少・少子高齢化が課題となっております。福島県の人口ビジョンによれば、最大で214万人あった人口は、2040年には147万人まで落ち込む予想となっており、奥会津地方では高齢化もすでに深刻な状況となっております。

 また、高度成長期につくられた道路や橋梁といったインフラの老朽化に加え、人口減少により旧校舎や公民館などの活用も難しいことから、インフラの維持管理は、技術系職員の不足とともに、市町村にとって今後大きな課題になるものと思われます。

 当機構は今年で設立10年という節目を迎えます。今一度初心にかえり、良質な社会資本整備に貢献できるよう技術力の更なる向上に努めるとともに、皆様にとってかけがえのない存在であり続けることを目指してまいります。
 引き続き当機構に対しまして、御理解と御協力を賜りますとともに、皆様のバックオフィスとして大いに御活用いただきますようお願い申し上げます。


              一般財団法人 ふくしま市町村支援機構
                      理事長  遠藤 雄幸